その２からの続きです。
三つ目は、不動産投資が順調に進んで行くと収益が出るようになります。
その不動産投資の収益から派生する税金を節税するというものです。
個人で所有していると不動産からの所得と本業から所得が合算されるので所得税の税率がかなり高いランクになることがあります。
本業分の所得税も高い税率で再計算されて課税されますので個人差はありますが確定申告時にビックリするような税金がくることもあります。
そこで節税方法として上げられるのが、不動産管理会社を設立してその会社に収益不動産をサブリースするという方法です。
法人の設立に関する費用や税理士報酬などが発生しますが、所得の分散は確実に実行できるので節税効果はあります。
法人から給与を奥さんなどの家族に支払ったり、事業運営にかかる家賃として法人に負担させたり、自家用車を賃貸管理活動の為という名目で法人所有にして車の減価償却費を費用計上したり、飲食費や備品代等を経費に計上したりと節税ができる幅は非常に広くなります。
法人が収益不動産を所有できるようになるとその２で書いた節税効果も利用できるようになりますのでさらに選択肢が増えるようになりますよ。
でも、法人に直接融資を引くのは個人でローンを引くよりも難易度が高いです。
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